小江戸と呼ばれ、城下町のたたずまいを残す川越には、昔から七福神をお祀りしている寺々があります。
小江戸川越七福神めぐりは、全行程が 約6kmとちょうど手頃なコースです。
1月11日の谷中七福神も天海大僧正(慈眼大師)が始まりとされておりますここ川越の喜多院もゆかりの地なのです。
108歳まで生きた天海大僧正が残した「気は長く 勤めは堅く 色うすく 食細くして こころ広かれ」は養生訓としてつとに有名な言葉です。
今回は、みんなで厄除けを祈願したいと思います。
小江戸川越七福神めぐりのご縁日は、元日〜7日及び毎月1日になっています。
今回も同時開催で、渡部やえさんの歌の奉納があります。
小江戸川越七福神巡りの参加申込の締め切りは2009年1月28日(水)です。
おとなの遠足からココテンへ
今までおとなの遠足の一環として七福神巡りを位置づけておりましたが、もっと気軽に散歩気分でお寺や神社を訪ねるブランドとして『
ココロテンプル(略してココテン)』を立ち上げました。
お遍路・巡礼に行くにはちょっと・・・という方に、まずお寺や神社はどんなところかを体験してもらうことを大切にしたいと思っています。
当面は首都圏を中心に、3〜4時間でお寺や神社を訪ねたいと思います。
おとなの遠足は、『お遍路・巡礼』のブランドとしてこれからもよろしくお願いいたします。
ココテンに参加することで得られる心に効くサプリメント

多くの人と巡り歩くことで、きっと自分の居場所がみつかるはずです。
このチラシを見ていただいたご縁を大切にしたいと思っております。
参加いただく皆さんは、様々キャリアを持った人たちです。
七福神めぐりという目的でお寺や神社を巡ることは、普段の生活とは違った時間を過ごすことになります。

ココテンに参加することで、心にたまったコリをすこしだけほぐせたら素敵ではありませんか。
ココテンは、そんなあなたの心に効くサプリメントをプレゼントすることができます。
まずは、福結びを楽しみに参加してみませんか。
多くの方との出会いを楽しみにしております。
ご真言

ご真言(しんごん)とは、真実を伝える仏の言葉という意味です。
そもそもはサンスクリット語のマントラを和訳したもので、密教の諸尊佛を拝するとき唱える祈りの言葉です。
ご真言そのものは、音が重要であることから多くは翻訳せず音写(カタカナ表記)を用います。
お寺ごとに唱えたいと思います。
厄除けのために2月1日に巡るお寺の順番
順 |
寺 院 |
ご本尊 |
住 所 |
電話 |
1 |
妙善寺 |
毘沙門天 |
埼玉県川越市菅原町9-6 |
049-222-7559 |
2 |
天然寺 |
寿老人 |
埼玉県川越市仙波町4-10-10 |
049-222-6151 |
3 |
喜多院 |
大黒天 |
埼玉県川越市小仙波町1-20-1 |
049-222-0859 |
4 |
成田山 |
恵比須天 |
埼玉県川越市久保町9-2 |
049-222-0173 |
5 |
蓮馨寺 |
福禄寿神 |
埼玉県川越市連雀町7-1 |
049-222-0043 |
6 |
見立寺 |
布袋尊 |
埼玉県川越市元町2-9-11 |
049-222-3321 |
7 |
妙昌寺 |
弁財天 |
埼玉県川越市三光町29
|
049-222-2414 |
道人山三心院妙善寺(みょうぜんじ)【毘沙門天】
威光/本川越駅より12分で川越駅から徒歩5分です。
ご真言:おん べいしらまんだや そわか

道人山妙善寺と号し天台宗に属します。開山尊能法印が寛永元年に建立、堂宇は天明8年の火災によって焼失、昭和53年に再建しました。本尊は不動明王で智証大師(円珍814―891、55才の時天台座主)の作、脇に阿弥陀如来を安置しています。
境内には室町時代嘉吉元年(1441)契薫大姉逆修の年号を有する板碑供養塔、石造りの地蔵尊(元禄6年)、さつまいも地蔵尊などがあります。
自然山大日院天然寺(てんねんじ)【寿老人】
寿命/妙善寺より徒歩10〜12分です。
ご真言:おん ばざら ゆせい そわか(延命尊の呪を用いる)

自然山大日院と号し、本尊大日如来(金剛界)を安置、慈覚大師草創の地と伝えられておりますが、天文23年(1554)9月開山栄海上人によって創建されました。境内には、慈母観音像、六地蔵尊があります。
星野山喜多院(きたいん)【大黒天】
有福/天然寺より徒歩15〜18分です。
ご真言:おん まかきゃらや そわか

淳和天皇の勅で天長7年(830)慈覚大師天海の創建。寛永15年(1638)川越大火で焼けた後、将軍家光公が江戸城の
「徳川家光誕生の間」が書院、「春日局化粧の間」が客殿として移築されました。その他堂宇を再建しました。すべて文化財で拝観ができます(1月8日まで休み)。毎日厄除などの護摩修法も行なわれています。
ユニークな存在として知られる喜多院の五百羅漢は、川越北田島の志誠(しじょう)の発願により、天明二年(1782)から文政八年(1825)の約50年間にわたり建立されたものです。十大弟子、十六羅漢を含め、535尊者のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ、全部で540体が鎮座しています。
現在、多くの文化財や正月3日の初大師・だるま市などの見どころや行事があり、川越大師として親しまれ、参詣の方々が訪れます。
成田山川越別院(なりたさんかわごえべついん)【恵比寿天】
清廉/喜多院より徒歩3〜5分です。
ご真言:なむ えびすだいじん(南無恵比寿太神)

大本山成田山新勝寺の別院で、真言密教の寺院であります。本尊は不動明王。交通安全祈願で広く知られ、亀のいるお不動様としても親しまれています。
孤峰山宝池院蓮馨寺(れんけいじ)【福禄寿神】
人望/成田山より徒歩8〜10分です。
ご真言:おん まかしり そわか

子育て呑龍上人で親しまれている当山は、戦国の昔、川越城将大道寺駿河守政繁候が母堂蓮馨大姉の御為に建立されたお寺で、開山は感誉存貞上人、徳川時代には浄土宗関東十八壇林(坊さんの大学)の一つでありました。
寿昌山了心院見立寺(けんりゅうじ)【布袋尊】
大量/蓮馨寺より徒歩8〜10分です。
ご真言:おん まいたれいや そわか(弥勒菩薩のご真言)

寿昌山了心院と号し、浄土宗に属します。永禄元年(1558)、小田原北条氏の重臣で川越の城将大道寺政繁候が感誉存貞上人を請じて開山されました。堂前のつげの古木の下に、徳本行者の名号碑と古誌に記されている石灯籠があります。現本堂は、明治14年建立のものです。
境内左手に行くと「六地蔵」が、その隣には「赤穂浪士 矢頭右衛門七妹の墓」があります。
法眞山妙昌寺(みょうしょうじ)【弁財天】
愛敬/見立寺より徒歩10〜12分です。
ご真言:おん そらそば ていえい そわか

永和元年池上本門寺第4世日山上人が開創し、諸堂は、今の幸町周辺にあったが、江戸時代城下町整備により、現在地に移ったものです。当山の弁財天さまは遠く室町時代に時の地頭が、経文を小石に書写し塚を築いて、社を建てたもので、のちに川越城築城に際し、城の裏鬼門にあたるところから太田道灌公も特に尊崇厚かったと伝えられています。
妙昌寺より徒歩13〜15分で本川越駅 解散
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