2008年6月4日(水) 19:00-21:00 東京ボランティアセンター会議室B
講師:吉田さらさ
参加者:22名(遠方は静岡県熱海の方でした)
講座内容(抜粋)
お寺を楽しく巡るコツ
@あるときはグループで、時によってはひとりで歩こう。
A下調べはほどほどに。
Bお寺の人にどんどん話しかけよう。
C周辺にも面白いものがある。
D友達を作ろう。
Eお参りは、個人の自由である。
Fデジカメは脳の一部である。
Gブログに挑戦してみよう。
H文章を書く練習をしてみよう。
宿坊を使いこなそう
ポイントは以下の五つです。
@自分の行きたい寺やその周辺に宿坊があるかどうかを調べる。
Aどんな体験をしてみたいかを考える。
B建物の形態、宿泊条件もチェック。
C食事は出る場合と出ない場合がある。
Dタオルや洗面具は持参せよ。
宿坊に泊まると、どんなよいことがあるか
@安く泊まれる。
A観光客が来る前に、すがすがしい境内を歩ける→お寺は早朝に歩くのが一番よい。
B普段は開けていないお堂でのお勤めに参加できることもある。
C日本の寺が、宗派によってまったく違うことがわかる。
仏像と仲良くなろう
仏像はやはり、お寺の一番のスターです。形も意味も多種多様ですが、見慣れるにつれ、違いがわかってきます。
初心者の方は、まず、奈良と京都を代表する寺に行ってみてください。
簡単な指南書を持って、できれば歴史順に行ってみることをお勧めします。
奈良の場合は、
法隆寺(中宮寺を含む)、薬師寺、唐招提寺、東大寺、興福寺(国宝館)
京都の場合は、
広隆寺、東寺、平等院、三十三間堂
これが基本。
できれば一度の旅で回ること。一般的に評価の高い仏像を集中して見ることにより、時代による変遷を理解できます。
石仏の魅力
お勧めの石仏のある寺や地域
東京
上野 浄名院→明治のお地蔵さんがいっぱい。無常観あふれる東京の異界
目黒一帯 目黒不動、大円寺などで、すばらしい石仏が見られる。わたしのホームグラウンドのひとつ。6月25日にツアーもやります。
上野毛 五島美術館庭園。東急の創始者、五島慶太さんは、石仏コレクターでもあった。
東京近郊
川越 喜多院に世にも面白い五百羅漢がある。必見!
秩父 金昌寺など、石仏の宝庫
鎌倉全域
鎌倉は石文化の地なので、円覚寺の百観音など、見どころ多し。やぐらと呼ばれる中世の武士の墓地もお見逃しなく。鎌倉の寺は奥深く、山を少し登ったところで新発見が多い。
東京とその近郊をナメてはいけない
わたしたちが住む街、東京とその近郊にも、意外と面白い寺がたくさんあり、奥深い歴史があります。ただ、日本史の教科書に出てくる記述が京都を中心としているため、日本史=京都の歴史、と、皆、誤解してしまうのです。
が、関東には関東の歴史があり、奈良時代以来の神社仏閣もちゃんとあります。
講師経歴・バックグラウンド
早稲田大学第一文学部美術史学科にて、西洋美術史と日本美術史を学ぶ。卒業後、集英社に入社し、10年ほど「ノンノ」のファッションページを担当する。その後妊婦雑誌の「たまごクラブ」にて、数年間編集長を務め、しばし休業。
休業中に、昔学んだはずの仏教美術をもう一度見直すことを思い立ち、寺巡りをはじめて、すっかりハマってしまい、いつしかそれが仕事となった。このごろでは、寺だけでなく神社にも関心が深い。
京都、奈良、鎌倉、東京とその近郊の寺と神社、韓国の寺などを取材して単行本や雑誌記事を書く傍ら、仏像旅のコーディネートや同行案内、講演会などの活動を行っている。
インターネットサイト オールアバウトにて、「神社、寺めぐり」に関する情報を、日々発信している。
http://allabout.co.jp/gs/shrinetemple/
お遍路・巡礼に関わることで
7つのコウ が手に入ります。
これは嬉しいことではないですか!
1 |
信仰 |
お大師さんや観音様などを信じて手を合わせあがめること。 |
2 |
健康 |
肉体だけではなく心や精神の働きやものの考え方が正常になること。 |
3 |
観光 |
札所やそれをつなぐ遍路道などの風景・史跡・風物などを見物すること。 |
4 |
学校 |
仲間と新たに学ぶ場所を得ること。 |
5 |
紀行 |
旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章や写真を残し伝えること。 |
6 |
交流 |
地元の人とふれあい、お遍路さん・巡礼者とふれあうこと。 |
7 |
実行 |
実際に1歩踏み出すこと。 |
NPO法人心遍路ではお遍路・巡礼をテーマにおとなの学校(カルチャースクール)を開校します。
生きがい創造のお手伝いで、あなたを華麗なお遍路さんデビューへと導きます!
これからの第2の人生、
人のため、自分のための
生きがい創造の第1歩を踏み出しませんか。
◆以降の勉強会予定◆
日付 |
時間 |
会議室 |
内容 |
講師 |
12月3日(水) |
19:00-21:00 |
中目黒スクエア内 青少年プラザ5F |
仏教と武道、気功の融合、そしてお遍路とトラベルサポートのコラボレーション・その2 |
三代公映 |
上記の受講料(1回につき):一般1,000円、会員500円
以降の内容によっては受講料が変わる場合があります。またテキスト代が実費でかかる場合もあります。
小滝橋車庫前−都営飯田橋駅間のバス (飯62系統、大久保駅・新大久保駅・国立国際医療センター経由) で 「飯田橋駅」 停留所下車。外壕通りを市ヶ谷・新宿方向にすすみ、左手奥に見えるビルがセントラルプラザです。
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